ファンタジー小説好きならロードス島戦記は必読!
こんにちは、さいたまパパさんです。
最近は電車の中はほとんどブログを書くのに使っていてなかなか小説が読めてないんですが、たまには好きな本を読む時間は取りたいものですよね。
今回は、まだ小学生のうちの息子にすすめるにはちょっと早い気がするのですが、中学生、高校生くらいの子にすすめたいファンタジー小説ということでロードス島戦記について書いてみます。
ロードス島戦記とは
ロードスという名の島がある。
アレクラスト大陸の南に浮かぶ辺境の島だ。
大陸の住人の中には「呪われた島」と呼ぶ者もいる。
混沌の領域が数多くあるがゆえに。
妖魔や魔獣など忌まわしい生き物が数多く住むがゆえに。
そして、破壊の女神として知られる一柱の女神の骸がこの地に眠っているとの伝説が残されているがゆえに。
という書き出しで始まるのですが、これを読んだだけであの時の気持ちを思い出してアツい気持ちになる人も多くいるんではないでしょうか?
いきなり冒頭文を引用しましたがロードス島戦記はファンタジー小説の名作と言えると思います。
作者は水野良氏で本編のロードス島戦記1巻~7巻は1988年から1993年までに刊行され、他には小説だけでなく、OVA、パソコンゲーム、最近でもロードス島戦記オンライン等様々なメディアで展開がされていて、ファンも多くいる作品です。
また、2005年にはロードス島戦記、新ロードス島戦記を合わせた累計発行部数が1000万部を越えるベストセラーとなっています。
作品の雰囲気としてはファンタジー小説の中でもシリアスで硬派な部類に入ると思います。
主人公は特定の王国に仕えない自由騎士のパーン、そして帰らずの森のハイエルフであるディードリットをヒロインとして壮大な物語が繰り広げられます。
ファンタジーらしく、仲間にはエルフ、魔法使い、神官、盗賊、ドワーフと多様なスキルを持った仲間が加わります。
(仲間の紹介は割愛しますがいまだにしっかり各キャラクターの名前も覚えてるもんですね~)
そして物語の舞台となるロードス島(地中海にロードス島という島がありますが実在の島とは関係ありません)の設定もかなりしっかりとしたものとなっていて、各王国の特色も様々で各国の設定もしっかりしていて物語の中に引き込まれていくのではないかと思います。
そして、特に男子なら大好きなキーワードである「冒険」の旅に出て大きくロードスの歴史に関わっていくこととなるのです。
最近のライトノベルに多い(気がする)可愛い女の子をたくさん登場させてワイワイガヤガヤって感じはなく、骨太な壮大なストーリーを主軸に、たま~にパーンとディードリットの種族を越えた恋愛に関する描写が入ってくるというバランスです。
ファンタジー小説が好きな人ならきっとはまると思うので、本編だけなら7巻なので是非読んでみることをおすすめします。
OVA も出ていて小説に限らずロードス島戦記に触れることは出来るので小説よりもアニメで見たいという方はOVA もあるのでそちらも良い作品なのでご興味を持たれたら是非どうぞ。